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No.8 鹿島市×土用の丑の日

「土用の丑の日」(どようのうしのひ)は、日本の伝統的な行事で、特定の日にうなぎを食べる習慣です。通常、年に数回ある土用の丑の日の中でも特に有名なのは、7月の土用の丑の日です。
今年は7月24日(水)と 8月5日(月)が土用の丑の日に当たります。

土用の丑の日は、夏至から数えて最も暑い時期にあたる土用の丑の日に、うなぎを食べて体力をつけ、暑さをしのごうとする風習があります。うなぎは栄養価が高く、夏バテ防止に効果があるとされています。この風習は江戸時代に始まり、現代でも多くの人々に愛されています。

また、土用の丑の日にはうなぎを食べることで、一年の健康を願うという意味もあります。そのため、多くの日本人がこの日にはうなぎを楽しむ習慣があります。
今回は土用の丑の日、うなぎについて皆さまへお伝えしたいと思います。


・ 土用の丑の日とは

ー起源ー
この習慣の起源にはいくつかの説がありますが、最も有名なのは江戸時代の蘭学者である平賀源内の逸話です。彼は、夏場に売れないうなぎ屋の相談を受け、「丑の日に『う』のつく食べ物を食べると夏負けしない」という風習に基づき、「本日丑の日」と看板を掲げさせたところ、大いに繁盛したとされています。


・ うなぎの特徴

  • 生息地: 淡水や汽水域に生息していますが、海洋で産卵します。

  • 体長: 1メートルを超えるものもあります。

  • 食性: 肉食性で、魚や甲殻類を捕食します。



・ うなぎの栄養素

うなぎは栄養価が非常に高く、以下のような栄養素が豊富に含まれています。

  1. 高タンパク質: うなぎは高タンパク質の食品であり、体の修復や筋肉の形成に重要です。

  2. ビタミン類: 特にビタミンA、ビタミンB12、ビタミンDなどが含まれています。ビタミンAは視力の維持や免疫力向上に、ビタミンB12は神経機能や赤血球の生成に、ビタミンDはカルシウムの吸収促進に重要です。

  3. ミネラル: カルシウム、リン、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。これらは骨や歯の健康、神経伝達、体液のバランス調整などに役立ちます。

  4. 不飽和脂肪酸: オメガ-3系脂肪酸が含まれており、心臓の健康維持に寄与します。特にEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は注目される成分です。

  5. コリン: 脳機能や神経伝達物質の合成に関与する栄養素です。

これらの栄養素は、うなぎを摂取することで身体全体の健康をサポートする助けとなります。


・ うなぎの調理方法

うなぎには、主に以下の二つの種類があります。

  1. 「青焼き」(あおやき):

    • この種類のうなぎは、焼く前に蒸してから焼き上げる方法で調理されます。

    • 蒸した後に皮を取り除き、醤油やタレで味付けされて提供されることが一般的です。

    • 肉質がやわらかく、脂が乗っているのが特徴です。

  1. 「白焼き」(しろやき):

    • この種類のうなぎは、生のまま焼いてから調理される方法です。

    • 生のまま焼くことで香ばしい風味と独特の食感が楽しめます。

    • 皮を取らずにそのまま食べることが多く、塩で味付けされています。


これらのうなぎは調理方法や食感が異なりますが、どちらも日本の伝統料理として親しまれています。


・ うなぎの温め方


うなぎを温める方法にはいくつかの選択肢があります。以下に一般的な方法をいくつか紹介いたします。

  1. 電子レンジでの温め方:

    • 冷蔵庫から出して、うなぎを耐熱容器に移します。

    • 軽くラップをして、電子レンジで中火程度で1分ほど温めます。

    • 温める際は、途中で一度取り出して混ぜたり、温度を確認すると良いでしょう。

  2. オーブントースターでの温め方:

    • オーブントースターのトレイにうなぎを並べます。

    • トースト機能で数分間、適度な温度になるまで加熱します。途中で一度ひっくり返すと均一に温まります。

  3. フライパンでの温め方:

    • 中火で温めたフライパンに少量の油を敷きます。

    • うなぎを皮目から入れ、片面を数分間焼きます。その後、裏返してもう片面も同様に焼きます。

  4. 蒸し器での温め方:

    • 蒸し器を用意し、適切な温度に設定します。

    • うなぎを蒸し器に並べ、10分程度蒸します。適度な温度になるまで、時々チェックしてください。

これらの方法は、うなぎを美味しく温め直すための基本的な手順です。調理方法に応じて、うなぎの風味や食感を最大限に引き出すことができますよ。


・ 鹿島市 本家 峰松うなぎ屋

鹿島市の旧長崎街道沿い、白壁土蔵の酒造や茅葺屋根が立ち並ぶ「肥前浜宿」に大正7年から営まれている老舗のうなぎ屋さんです。
品質の良いうなぎだけを厳選し、うなぎを活かす水は地下水から汲み上げられています。
創業以来つぎ足して守られてきた秘伝のタレを使い、備長炭にもこだわって手焼き1本1本丹念に焼き上げられます。白焼きにも時間をかけさらにタレを10回以上潜らせタレに粘り気がつくまで焼くことで最高に美味しい蒲焼が出来上がります。
長年培われたきた伝統の味は、鹿島市民はもちろん贈答用としても大変好評です。

店主の峰松さん うなぎを焼かれている様子

そんな本家 峰松うなぎ屋さんのうなぎは鹿島市のふるさと納税の返礼品としてもご好評いただいております。


■本家 峰松うなぎ屋 
〒849-1322 佐賀県鹿島市浜町甲4292
TEL(0954)62-3725
【営業時間】8:00~18:00 ラストオーダー16:00
【定休日】不定休
【支払方法】現金、PayPay

陽気で優しい店主の峰松さん。タイミングが良ければうなぎを焼いている様子を見学することも出来ますよ。
創業当初はムツゴロウを焼き、リヤカーに乗せて歩いて販売をされていたそうですが現在はお持ち帰り専門店として営業されています。

うなぎ以外にも、むつごろうや色々な魚の蒲焼も焼かれています。
ぜひ一度は本家峰松うなぎ屋さんの蒲焼をご賞味下さい。

近くには、肥前浜宿酒蔵通りもあり、鹿島市へお越しの際はぜひ足を運んでいただきたいです。

香ばしい蒲焼の匂いが食欲をそそります


ーあとがきー

鹿島市は梅雨が明け、すっかり夏模様となりました。
学校も夏休みに入り、朝からセミの鳴き声がけたたましいくらいに聞こえてきます。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
今回はそんな夏にぴったりのスタミナたっぷりのうなぎについてnoteを書かせていただきました。日本には、季節折々の習わしや文化が沢山あるなと改めて感じました。
うなぎはお値段も良いので、”土用丑の日”はうなぎを食べるきっかけを作ってくれる習わしで、理にかなっていますね。

うなぎは勿論美味しいですが、うなぎのタレもとっても美味しいですよね。
あるあるかもしれませんが、子供の頃はよくうなぎのタレご飯を食べていました。甘くて香ばしい風味が食欲をそそります。

これから夏本番!皆さまもうなぎを食べてスタミナをつけてこの暑い夏を乗り切ってくださいね。くれぐれもご自愛くださいませ。

有明海とかし丸くん

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